顧客資産の分別管理

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証券会社では、顧客が証券会社に預けた証券やお金は顧客の資産として、証券会社が保有する証券やお金は完全に分けて管理することが金融商品取引法で義務づけられています。

 
これは万が一証券会社が経営破綻した場合でも、分別管理をしっかりとおこなっていれば、顧客の証券やお金がどれ位あるかはっきりと分かっているので確実に顧客へ返還されるためです。

 
株式、債券、投資信託などの証券は現物もペーパーレスで帳簿上だけの物でも、各顧客がもつ有価証券と、証券会社自身がもつ固有有価証券等と分けられ保管場所も明確に判別できる状態で無ければなりません。
証券については第三者への管理委託も可能ですが顧客本人の同意がなければならないとされています。

 
また、顧客と証券会社が証券を共有している場合には、顧客と証券会社で分別して管理することが極めて困難なために、例外として顧客の持ち分が帳簿上で分かるように判別できればよいとされています。

 
預り金や外国為替保証金取引の預託保証金などの金銭については、破綻した際に備えて顧客分別金として金融機関に信託することが義務づけられています。

 
分別の管理状況については、定期的に公認会計士又は監査法人の監査を受けなければならないことになっています。